このような症状でお悩みはありませんか?
- 肛門の出っ張り
- 肛門からの出血
- 肛門の痛み
- 肛門のかゆみ
「肛門科の受診は恥ずかしい…」
お尻に違和感があっても、このように思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
肛門疾患は進行すると手術が必要になる場合もあるため、早めの治療が大切です。気になる症状があれば、少しだけ勇気を出して肛門科を受診してみて下さい。
当院を受診される際は、受付時にどの診療科を受けるのか他の患者様に分からないよう配慮しております。症状は問診票でお伺いするようにしておりますので、声に出して確認することはありません。当院では、少しでもリラックスした状態で受診できるよう、患者様のプライバシーを尊重した環境づくりに努めております。
当院が選ばれる6つの理由6 reasons
日本大腸肛門病学会
日本臨床肛門病学会
愛宕おしり研究会
に所属する医師が担当
土曜も診察いたします
複数の標榜科目で
受診科目が
分からないように配慮
検査・治療・手術まで
幅広く対応
事前WEB問診で
待ち時間を削減
駐車場16台分完備で
お車での通院可能
痔についてabout Hemorrhoid
― 痔は、いぼ痔 (内痔核・外痔核)、切れ痔、痔ろうに分けられます ―
いぼ痔痔核
いぼ痔は、痔の中でも特に発症が多い痔です。肛門には日常的に負担が掛かっています。その負担によって、肛門の周りでクッションの役割を果たしている静脈叢の毛細血管がうっ血し、腫れを起こすのがいぼ痔です。
うっ血の原因には、排便時のいきみ、便秘、下痢、冷え、過度な飲酒、刺激の強い香辛料の過剰摂取などが挙げられます。
いぼ痔は、歯状線の外側の皮膚部分にできる外痔核と、内側の直腸部分にできる内痔核に分けれらます。外痔核は知覚神経のある皮膚上にできるため、痛みを強く感じることが多いです。
内痔核は粘膜にできるため痛みを感じることはほとんどありませんが、排便時の出血や痔核の脱出(脱肛)を起こすことがあります。
当院では症例に応じて適切な治療方法をご提案しております。
気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
肛門の皮膚のたるみ、知っていますか?
肛門皮垂(スキンタグ)
スキンタグとは、肛門周囲の皮膚がたるんで突起のように出っ張っている状態です。
スキンタグは肛門周囲にできることから、しばしば痔と同様に扱われますが、痔のように血管がむくむことは少なく、単に皮膚のたるみであることがほとんどです。
性別や年齢に関わらず起こり得ますが、特に若い女性に多い症状です。
切れ痔裂肛
切れ痔とは、排便によって肛門の皮膚が切れたり裂けたりする状態です。便秘の際の硬く太い便で切れることがほとんどですが、勢いが強い下痢が原因で切れることもあります。強い痛みを感じますが、比較的早く痛みが治まり、出血も拭いた紙に付着する程度もことがほとんどです。
早期の切れ痔は、坐薬や軟膏での保存的療法で治療することができます。しかし、便秘があると再発を繰り返してしまい、切れた部分が潰瘍化や瘢痕化を起こして肛門が狭窄し、ますます切れやすくなっていきます。
痔ろうあな痔
痔ろうは、肛門周辺の痛みや腫れ、発熱を引き起こす肛門周囲膿瘍が進行することで発症します。肛門の皮膚と直腸粘膜の境目にある歯状線には、肛門陰窩というくぼみがあります。勢いの強い下痢などの際に、肛門陰窩に便が入り込み、細菌感染し化膿した状態を肛門周囲膿瘍といいます。
肛門周囲膿瘍で溜まった膿は、肛門周辺の組織に管状のトンネルを作ります。そのトンネルが皮膚に穴を開け、膿が出て来てしまう状態が痔ろうです。膿が出ると痛みや発熱は治まりますが、管状のトンネルは自然治癒することはありません。治療には手術が必要です。放置しているとトンネルが複雑になっていき、手術も難しくなっていきますので、早めに肛門科を受診しましょう。
その他の肛門疾患Orther diseases
- 直脱硝
- 肛門周囲炎
- 尖圭コンジローマ
- 直腸瘤
- 毛巣洞
- 単純性ヘルペス
- 膿皮症
- 肛門周囲膿瘍
- 乳児痔ろう
- 肛門掻痒症
お尻の病気は痔以外にもたくさんあり、それぞれ適切な治療が必要です。特にお尻からの出血や血便は、肛門だけの問題ではなく大腸に問題があることも考えられます。その場合は診断の為に大腸内視鏡検査が必要になるケースがあります。
少しでも肛門に違和感がありましたら、早めの受診を心がけましょう。
当院の治療方法Treatment
いぼ痔の治療― Click here
ジオン注射(ALTA療法)
内痔核に対して、硬化療法によって痔を収縮させる治療方法です。
内痔核に直接注射する治療法ですが、注射の位置、深さ、角度、注入量が厳密に定められている高度な治療であり、トレーニングを受けた専門の医師にしか行うことが出来ません。当院の医師はジオン注射に精通しております。
再発率は10%とやや高めですが、最も肥大化した痔核は手術で切除、今後大きくなると考えられるものには注射をするなど、手術と組み合わせると効果的です。
結紮切除術
「結紮」とは「縛る」という意味です。結紮切除術では痔動脈を専用のゴム輪で縛り、痔の本体を切除します。内痔核・外痔核ともに根治が期待でき、再発率も低い治療方法です。術後の出血や創傷治癒に時間がかかることから、術後も数回は通院していただく必要があります。
術後、肛門に負担が掛からないよう処方された薬や軟膏をしっかりと服用していただく、暴飲暴食を控える、といった注意事項を守っていただければ、根治療法として最も有効的な治療法です。当院ではレーザーを用いた低侵襲な肛門手術を行っております。
ハイブリッド手術
ハイブリッド手術とは、ジオン注射と結紮切除術を組み合わせて同時に行う手術です。肛門の手術では、全てを1回で切除すると狭窄や変形などのリスクが高くなります。そのため、数カ所に痔がある場合、切除範囲を小さくすることで出血や肛門狭窄などのリスクを低減することができます。当院ではハイブリッド手術も日帰りで受けていただけます。
肛門皮垂(スキンタグ)の治療― Click here
治療法
内外痔核などの血管のむくみを伴う場合には、軟膏や内服薬による治療から進めて行きますが、スキンタグの皮膚のたるみを薬で平らにすることは出来ません。つまり、スキンタグの根治には切除しかありません。
当院ではCO2レーザーを導入しており、小さなスキンタグであれば蒸発させて平らにすることができます。ただし、治療前に「本当にスキンタグなのか」「他の肛門疾患を併発していないか」「出血源はどこか」を確認するために大腸カメラを受けていただく必要があります。
手術後
スキンタグは内外痔核と併発することもよくあるため、結紮切除術を適用することが多いです。その場合、術後完全に傷が治癒するまで2ヵ月を要します。当院ではレーザーを積極的に用いて、むくみも少なく、良好な創傷治癒を目指しています。レーザーを使って組織を蒸発させることで、やけどになりにくいというメリットがあります。
創傷治癒には個人差がありますが、基本的には痔の術後の経過と同様です。
切れ痔の治療― Click here
急性期の治療
軟膏や坐薬で治療します。便秘の場合は慢性化しやすいので、便を柔らかくする薬や生活指導によって便秘を再発させないようにしていきます。
慢性期の治療
慢性的な切れ痔の場合、傷痕が潰瘍化・瘢痕化・線維化していきます。また、肛門の外側に見張りいぼ、内側に肛門ポリープが出来ることもあります。さらに進行すると、肛門が狭窄し大きく裂け、括約筋が傷付いてしまうこともあります。
症状・状態に合わせた治療はもちろん、慢性的な便秘や下痢の解消も不可欠となります。
痔ろうの治療― Click here
手術
痔ろうは悪化すると、肛門括約筋にダメージを与え、便や臭いが漏れるようになる可能性があります。そのため、悪化する前の単純な痔ろうの段階で手術を受け、しっかりと治療することが大切です。
手術の際に肛門括約筋をできるだけ傷つけないようにするため、管状のトンネルがどのように広がっているのかを正確に把握する必要があります。当院ではそのような状態を正確に見極め、日帰りで手術を受けられる体制を整えております。また、複雑な痔ろうの場合には、連携している高度医療機関をご紹介し、適切な治療を受けられるよう配慮しております。
瘻管切開開放術(lay open法)
瘻管とは、痔ろうの管状のトンネルのことです。瘻管切開開放術(lay open法)は、この瘻管を切開し縫合せずに開放させる手術です。術後の痔ろうの再発率は1~2%と低く、根治性の高さが特徴です。括約筋を切除しても肛門機能に問題がない、肛門後方部の浅い単純痔ろうに対して可能な日帰り手術です。
括約筋温存術(くり抜き法)
括約筋をできるだけ切除せず、温存するための手術です。瘻管をくり抜く手法で、日帰りで行うことができます。
瘻管切開開放術+括約筋温存術(くり抜き法)
外側はくり抜き法を、括約筋部分は瘻管切開開放術を用いるハイブリッド手術です。様々なケースに対応可能で、当院では日帰り手術として行っております。
シートン法
瘻管は、肛門周囲膿瘍の化膿が始まった原発口から、膿が出てくる皮膚の穴である二次口に通じています。シートン法では、原発口から二次口に輪ゴムなどの医療器具を通して徐々に縛っていきます。縛られた部分の瘻管と肛門括約筋はゴムが縮む力を利用して徐々に切開され、切開が終わった部分は治癒が進んでいきます。時間をかけて治癒が行われるため、最初の日帰り手術だけでなく、1~2週間に1度、ゴムを締め直すために通院いただく必要があります。治癒期間は数カ月程度が目安で、肛門括約筋へのダメージは最小限に抑えることができます。ゴムを締め直す際には多少の痛み、数日間の違和感が生じることがあります。
診察の流れFlow
診療Medical examination
問診票を元に医師が症状についてお伺いいたします。その後、指診、触診、患部を写真で撮影し状態を確認していきます。プライバシーを考慮し、完全個室での診察となりますのでご安心ください。
検査Inspection
電子肛門鏡にて肛門の状態を観察します。医療用の麻酔ゼリーを使用するため、痛みはほとんど感じることなく検査を受けることができます。
診断・説明Diagnosis
検査結果について、丁寧に説明させていただきます。患者様のライフスタイルに合わせて治療方針を決めていきます。大腸の出血が疑われる場合には、正確な診断を行うために大腸内視鏡検査をお勧めすることもあります。手術が必要な場合には、提携病院にて院長が執刀いたします。
お問い合わせContact
医院案内CLINIC
住所 | 〒284-0033 千葉県四街道市鷹の台2-35-13 |
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電話 | 043-312-0112 |
標榜科目 | 内科・外科・消化器内科 内視鏡内科・肛門外科・皮膚科 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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診察・検査 8:30~11:00 |
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検査・手術 11:00~16:00 |
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診察 16:00~18:00 |
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【受付時間】
午前 8:30〜10:30
午後 15:45〜17:45
○…第二火曜 8:30〜16:00 検査のみ 完全予約制
※土曜の午前は完全予約制です。予約外で診察をご希望の患者様は、ご予約の診療が終了後のご案内となります。詳しくはお電話にてお問い合わせください。